2024. 4.28 軍刀利沢(沢初級)C
山行名 軍刀利沢(沢初級)
山行日 4月28日(日)
リーダー 山田 義正
参加者 11名(男性5名 女性6名)
コース 武蔵五日市駅=南郷バス停―矢沢林道―入渓点―2段15m大滝―往路を戻る
歩行時間 9時間(休憩含む)
コメント 4月14日の小草平ノ沢に続いて、2回目の沢体験。リーダーからコース説明シートをもらう。講習会に利用される変化に富んだ初心者向けの沢。
武蔵五日市駅9時発の数馬行バスに乗り、30分程で南郷到着。矢沢林道を50分程歩き、赤いFが見えたところで、沢装備。
入渓後、間もなくゴルジュ。川の深いところがあり、ステミングで通過。岩壁が濡れており、足が滑りそうで動かない。川に落ちるのが嫌なので必死で通過。左側に白い凹凸の少ない岩壁がある3m程の滝。濡れながら楽しそうに滝を直登する人もいたが、初心者と濡れることが嫌な人は、リーダーにビレイしてもらい白っぽい岩壁を登る。最初、左足。次に右足の足場を教えてもらうが、右足は滑って置けない。Yサブリーダーや教育部のAさんに手で右靴を支えてもらい何とか登る。
2段15mの大滝。ここは、右側を巻く。泥壁の急登で滑りやすい。リーダーにビレイしてもらって登った後、張られていたロープを使い、カラビナ通過で滝の上へ。
昼食後、沢下降。難しいところは懸垂下降で。岩のところは濡れて滑りやすいので、靴裏全体をしっかりつけ慎重に降りる。順調に言っていたが、先ほどの左側に白っぽい岩壁がある滝。リーダーが懸垂下降で降りたが、思った以上に足場が滑り、難しいらしい。リーダーとAさんが話し合い、白い岩壁の3メートル以上上にある木に支点を構築することに。リーダーがたいへんな急登を登り、ローブを設置してくれる。ただ、みんなが待っているのは、支点の斜め右下。ここにロープを渡さなければならない。下で、YSLとAさんが水に入って滝に濡れながら、ロープを必死で振って渡そうとするが、距離があるので上でなかなかキャッチできない。岩に慣れた沢初心者のMさんがロープをキャッチしやすいところまで移動してくれ、順調に懸垂下降が進みだす。
最後の滝も巻き。滝の右側の岩壁を斜めに降りる。岩が濡れており、リーダーが足の置き方などを1人1人教え慎重に降りていく。最後は、左足を岩と体の間からクロスさせ右足の先に置かなければならない。私はどうしてもできず、ガニ股で岩にへばりついたまま、何とか足の位置を変えながら降りる。
下りに時間がかかり、予定の17時台のバスに間に合わず、40分待って次の19時32分に乗車。全員元気で武蔵五日市駅解散。
2回目のため、登りは少し歩きやすくなった気がしたが、初めての下りはヘロヘロ。1回目は余裕がなく気付かなかったが、今回は、リーダー、YSL、Aさんが、みんなを安全に下山させるために、前に後ろに忙しく必死で動いていただいているのが印象的でした。ありがとうございました。
山田リーダーから「1回目よりちょっとうまくなったね」。念押しに「ほんとにちょっとだよ」。普通の人は、5回ぐらい参加すれば、少しうまくなるらしい。
投 稿 者 吉見 晃
写真撮影者 岡戸 真二 吉見 晃
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