9月27〜29日 裏岩手縦走 B
山行名 裏岩手縦走
山行日 9月27〜29日(金〜日)
リーダー 久保田
参加者 8名
コース 1日目 八幡平頂上バス停(昼食)―登山口ー源太の森コース&湖沼散策―登山口ー藤七温
彩雲荘泊
2日目 宿ー畚岳ー諸桧岳ー嶮岨森ー大深山荘(避難小屋泊)
3日目 9月29日 大深山荘ー三ツ石山ー三ツ石山荘ー松川温泉
歩行時間 1日目 3時間 2日目 5時間20分 3日目 7時間25分 (休憩含む)
コメント 盛岡駅東口にて集合後、9時10分発八幡平自然散策バスに乗り八幡平頂上バス停で降車。
立派なビジターセンター3階で昼食をとり、センターに重めのザックを預け(有料)、源太の森コースと湖沼散策コースを巡った。天候は晴れで歩いていてとても気持ちが良い、紅葉は少し早い感じだがたくさんの人が歩いている。見返峠では開けた景色となり遠く秋田駒、鳥海山もうっすらと見え、雄大な自然に圧倒される。
大きな八幡沼を左手に歩きながら源太森を目指して少し登る。源太森と書いてある看板を見つけ元来た道を引き返す。八幡沼を左手にして周回する道を進む。避難小屋の陵雲荘に立ち寄る、中には暖炉もある綺麗な小屋である。メガネ沼が見え、さらに進むと最近5月から6月にかけて、ドラゴンアイと呼ばれ有名になった鏡沼が見える。ビジターセンターに戻りザックを受け取り今夜の宿、藤七温泉を目指す。一般道を歩いていくと山の斜面にいくつもの露天風呂が見えてきて無事到着する。『日本秘湯を守る会』の温泉に入り、夕食は山の幸が豊富なバイキングを堪能する。
2日目
7時朝食、地元食材豊富なバイキング形式で堪能する。8時過ぎに出発、朝は少しガスがかかっているが、しばらくしたら消えてなくなるようなガスである。一般道を少し上り、裏岩手縦走登山コースに着く。まずは、畚岳を目指す。私は八幡平には山スキーで何度か来ており、夏山も見たかったので今回の山行を楽しみにしていた。この畚岳は雪を纏うとまるでお椀のような雪山に見え、頂上のどこからでも滑れるような姿となる。畚岳頂上は縦走路からピストンなのでザックをデポする。その後諸桧岳に到着する。
左手には雄大な岩手さんを見ながら進み、前諸桧で昼食を取る。宿のお弁当はおにぎり2個のたくあん付きだ、おにぎりはずっしりと重く一個で十分満たされた。少し鬱蒼とした木々の中の嶮岨森を通り今日の泊の大深山荘に13:30到着する、避難小屋には一番乗りとなり全員無事寝床を確保。
私は練習のためも含めツエルトでの屋外泊を選択。寝床の準備を終え、10分くらいのところに水を汲みにいく。夕飯は外のベンチで丁度全員が揃って準場できた。みんなの夕飯に工夫が施され大いに参考になった。やはりみんなで食事をしていると、あっという間に時間が過ぎる。屋外泊は幸い風も少なく、寒くもなく意外と快適であった。
3日目
4時過ぎに起き出す、寝床を片付け朝食の準備をする。朝は少し寒いので薄手の化繊のジャケットが必要。5:45避難小屋出発、今日は紅葉が一番期待でき、縦走も一番長い予定。天気は、予報が良い意味ではずれ晴れ間が出ている。6:38 大深岳到着、霧がまだかかっているがだんだんに薄くなってきた。8:00小畚岳到着、ほぼ霧はなくなり、さらなる紅葉が深くなる。三石山を目指す尾根は紅葉が見頃で斜面一面色づいている。9:18三石山山頂到着。天気、紅葉に恵まれ快適に歩いているせいか、同じグループの前の方から時折、綺麗な歌声が聞こえてきてほっこりとした癒しを感じる。山頂から三石山荘までは紅葉が一番綺麗で人もおおく混雑状態である。山荘に着くとツアーの人もいてごった返していた。松川温泉までは少しぬかるむところはあるが、下りが続き無事全員下山することができた。
日本秘湯を守る会の峡雲壮で一風呂浴びて、14:25発の路線バスで盛岡駅まで向かい、盛岡駅で解散となる。
投 稿 者 鈴木
写真撮影者 鈴木他