2024. 12.19 平林寺 E

山行名  平林寺E      

山行日  12月19日(木)

リーダー 北澤 秀三

参加者  13名(男性6名、女性7名)

歩行時間 実動3時間

コメント 新座駅に着くと、朝早くから地元ボランティアガイド3名が待機していた。私たちは3班に分かれ、ガイド1人がそこにつく。贅沢な山行の始まりだ。

 野比止用水に沿って住宅地を歩き始める。流れは始め小さいが、進むにつれ水量が増え、辺りの景色も公園から雑木林に変わる。気づけば一帯は平林寺の敷地で、特別保存地区に指定されている。そこを左周りに敷地を囲むように歩く。遊歩道から見る平林寺は晩秋の紅葉が美しい。道をはさんだ反対側は普通の農地だが、武蔵野の自然を守り新鮮な野菜や果物を育てている。ガイドの語りは誠実で素人っぽいところに好感が持てた。野比止用水開削の歴史や、この地を治めた松平信綱の功績についての説明は、活字で読むのとは一味違い心に残った。

 平林寺総門の少し手前まで来たところでガイドの皆さんと分かれる。この後、昔ながらの蕎麦屋「さか重」で昼食をとり境内に入る。禅寺らしく総門、山門、本堂が整然と並び、紅葉の絨毯が美しい。雑木林の一隅に大河内松平家の霊廟があり、その規模と厳粛な佇まいに圧倒される。
 この後、睡足軒の森に行くはずだったが休園日のため割愛し、平林寺バス停で解散した。

ガイドの皆さんのお陰で武蔵野と川越、野比止、信綱に関する知識が深まり、今回の山行は実に感慨深いものになった。昼に食べた蕎麦屋の濃い目のつゆと手打ちうどんも美味かった~。

投 稿 者 中澤 正子

写真撮影者 北澤 秀三、中澤 正子

①晩秋の遊歩道を歩く
②命名「野火止3兄弟」
③そば屋の前で
④平林寺の山門
⑤境内には紅葉の絨毯がが 
⑥記念写真

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