2025.4.26 鳥屋待沢(沢中級)B

山行名  鳥屋待沢(沢中級)  

山行日  4月26日(土)

リーダー 山田 義正

参加者  5名(男性3名、女性2名)

コース  本厚木駅=煤ケ谷バス停−谷太郎林道−入渓点−2段8m滝−15m大滝−ゴルジュ連瀑帯−7m滝−奥2俣−(左俣へ)−三峰山−物見峠分岐−煤ケ谷バス停=本厚木駅

歩行時間 10時間(休憩含む)

コメント 人里から近い鳥屋待沢は、谷太郎(やたろう)川の支流の一つで、宮ケ瀬ダム手前の清川村・煤ケ谷バス停から簡単にアクセスできる人里に近い沢です。入渓点も川まで緩やかな踏み跡がありすんなりと準備ポイントの広い河原に到着。夏日が続いていたのですが、あいにくこの日は天気も曇天で気温も低め。今回は最後の二俣で左側を進むコース。地図をみると頂上までが…長い!スタートからしばらく杉林の間に走る川を遡行と脇にある作業者のものと思われる道を併せて進みました。道といっても登山道ではないので、踏み跡を見ながらルートを歩きます。
あっという間に12メートルの大滝に到着して集合写真を撮影。遡行図ではちょうど真ん中くらい。この時はみんな元気で余裕の顔です。この辺りまでくると広葉樹に囲まれた沢の美しさが広がります。心なしか沢の水もきれいに見えます。大滝を越えると、ゴルジュ気味の地形に代わり、小さな滝が連続。そのうちの傾斜のあるスラブで水流の中のヌメヌメに足を着いたらズルンと滑ってしまいました。スラブは難しい!ヌメヌメに懲りて避けながら通過。ちょっと負けた気分に。登れそうで登れない滝も多くて、高巻き多め。足場の悪い難しい斜面の通過する練習になりました。
二俣を左へいくと石がゴロゴロのザレ場になってしまい、沢が終わり。15年前の遡行図では沢が続いていましたが、土砂で埋まってしまったようで、幕岩の数十メートル手前で沢は終了。やや沢を登り足りなかった!
靴を履き替えて三峰山を目指します。ここからがもうこの山行の後半戦の始まりで、標高差350メートルの山の何にもない斜面を登っていきます。覚悟はしてましたが、もうこっちがメインみたいなルート(涙)。沢登りの奥深さは楽しいだけでは終わらせてくれませんでした。
右俣はまだ沢が続いているので、いつかそちらも登ってみたいです。

山頂までのツメルート

投 稿 者 kawakami
写真撮影者 kawakami

広葉樹に囲まれた沢
大滝の前で まだ元気!
水量多し 丸太を跨いで通過
濡れないようにしっかりガード
高さあり 慎重に
山頂までの最後の一息がつらい
リーダーがロープを出しにいきます
最後にちょっと明るくなりました
新緑のグラデーションが美しい

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