2025. 6. 08  鶴峠から行く三頭山  C

山行名  鶴峠から行く三頭山       

山行日  6月8日(日)

リーダー 住田 ますみ

参加者  29名(女性25名 男性4名)

コース  上野原駅=鶴峠-三頭山- ムシカリ峠-大滝休憩小屋-大滝の路-都民の森バス停
      =武蔵五日市駅

歩行時間 5時間(休憩含む)

コメント 奥多摩三山の最高峰、三頭山。東京都側、都民の森から登るのが最もポピュラーですが、この企画は山梨県側の「鶴峠から行く」というもの。喜々として飛びつきました。

当日の朝、中央線で人身事故があったものの、皆さん8時過ぎに上野原駅前へ集合し、小菅の湯行きバスに乗り込みます。メンバー全員が座れて、ほっと一安心です。

バスに揺られること一時間余り、登山口の鶴峠に着きました。標高は870m。ずいぶん高度を稼いでくれました。時間は、すでに10時。天気は曇りですが、持ってくれることを祈り出発です。

西側の尾根から山頂をめざし、ゆっくりと高度を上げて行きます。北面の巻き道に移ると現れまた。ブナの原生林が。広葉樹の森の中、若葉を纏ったブナの大木が点在し、一帯は深山の趣があります。ヤマツツジも咲き、オレンジがかった赤い花は緑の森に色を添えていました。

景色を堪能しつつ、長いトラバース道から今度は尾根道を進みます。結構アップダウンを繰り返し、侮れません。時間も正午をかなり過ぎたので、スペースを見つけて各自昼食です。

再び歩き始め、ほどなくして三頭山の西峰に到着しました。ここには例の墓石(?)のような標柱が立ち、木々の間からは雲に浮かぶ富士山も望めました。そして、いつもの集合写真の撮影。H氏の「バター」のかけ声で皆さんニッコリ。「ハイ、チーズ」の声で、またニッコリです。

ここでリーダーからコース変更の提案があり、時間も押してきたので行程を短縮し、当初の予定にあった槇寄山へは向かわず、都民の森へ下りることに。皆さん了解です。

西峰を後にし、中央峰、東峰を踏んでムシカリ峠。そしてミソサザイのさえずる中、三頭沢沿いを下ります。橋の上から落差35mの三頭大滝を鑑賞の後、ウッドチップの敷かれた心地よい路を都民の森バス停へ。槇寄山に行かなくても十分満足です。広場に着いていったん解散し、その後皆さん4時前のバスに乗り、1時間以上かけて武蔵五日市駅へと向かいました。

今回は朝の人身事故に始まってアクシデントもありましたが、三頭山北面に残る貴重なブナ林に出会え、楽しく山行でき、リーダー、サブリーダーをはじめ、参加された皆さんに感謝です。

そして、やはり三頭山は遠く、深かった。これが山旅の実感です。

投 稿 者 aマサミ

写真撮影者 N.H

1.三頭山登山口から
2.山ツツジは所々咲いている
3.山頂に向けて、最後の登り
4.富士山は高い位置に見えた  但し、写真では分からず
5.三頭山西峰にて
6.三頭山の残りの2つの
7.橋の途中からの三頭大滝
8.ウッドチップの山道と
ゴムの階段

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