2025.7.12 麻綿原高原 D
山行名 麻綿原高原
山行日 7月12日(土)
リーダー 岡戸真二
参加者 10名(男性1名 女性9名)
コース 蘇我駅=麻綿原高原散策=鯛の浦遊覧船一鯛の浦遊歩道一誕生寺=蘇我駅
歩行時間 2.5時間
コメント 薄曇りで比較的涼しい天気の中、紫陽花鑑賞と日蓮上人ゆかりの地を巡る、趣深い山行となった。
朝8時、蘇我駅からリーダー自ら運転するレンタカーで麻綿原高原の妙法生寺へ向かった。
同寺は、日蓮上人が初めて「南無妙法蓮華経」を唱えた場所と伝えられる。
ヒメハルゼミの大合唱の中、上人の像が祀られている大日天堂を巡り、見晴らしの良い初日山に登った後、紫陽花のトンネルをくぐり抜けて下山した。
寺のご厚意で昼食を客殿でいただいただけでなく、住職の手料理やお土産まで頂戴した。
その後、持仏堂で「パワーブッダ」とのハイタッチを交わし、それぞれが思い思いの願いを込めた。
午後は鯛の浦へ。ここは、日蓮上人が生まれたときに大量の鯛が現れたという言い伝えが残る地である。
遊覧船から餌をまくと、驚いたことに、大量の鯛やヒラマサが水面に姿を現した。この鯛は、日本で唯一の特別天然記念物(魚類)に指定されており、世界的にも珍しい「浅瀬に群れを成してすむ鯛」として、学術的にも非常に貴重な存在だそうだ。
海岸沿いの鯛の浦遊歩道を歩き、小弁天に参拝したのち、日蓮上人の生家跡に建立された誕生寺へ。千葉県指定文化財でもある仁王門は、重厚で威厳をたたえていた。
山と海、そして自然と歴史の恵みを静かに味わう、心に残る一日となった。
投 稿 者 アコババ
写真撮影者 CL