2025.7.11-12 横尾山から飯盛山縦走 B
山行名 横尾山から飯盛山縦走
山行日 7月11日(金)~7月12日(土)
リーダー 福田明彦
参加者 16名(男性3名 女性13名)
コース
1日目︰信濃川上駅=三鷹市川上郷自然の村(泊)
2日目︰宿ー信州峠ー横尾山―槍―三ツ沢の頭―飯盛山―清里駅
歩行時間 1日目0時間、2日目9.5時間(休憩含む)
コメント 山梨・長野の県境を歩きながらの大パノラマと、咲き誇るニッコウキスゲに会いたくて、楽しみに参加した。
1日目︰
当初は、みずがき山荘から信州峠まで歩行の予定だったが、天候不安定のため、宿直行に変更になる。信濃川上駅に降り立つと爽やかで涼しい。さすが標高1500mに迫る川上村。迎えの車に乗り、広大なレタス畑を見ながら宿に着く。とても綺麗な施設、そして広い!格安でこんなお宿に泊まれるなんて⋯みんなでOサブリーダーに感謝!
ミーティングの後、各自散策や語らいで過ごし、さあ、夕食タイム。さすが日本一のブランドレタス、本当においしい。新鮮な地元の野菜を使ったお料理をたっぷりいただきながら、楽しく語り合った。
2日目︰
5:00行動開始。まず信州峠まで畑の中の車道歩き。レタス畑がパッチワークのように美しい⋯しかし、沿道のカメラが早朝に歩く私たちを不審者と認識したのか、大きな警報音や光の点滅を浴びまくってしまった(汗)。
6:20信州峠から横尾山への登りにかかる。若干急斜面だが歩きやすい。1時間ほど登ると「カヤトの原」に出た。富士山や金峰山の五丈岩、八ヶ岳方面が見え、歓声が上がる。ここからは見晴らしのよい稜線歩きになり、最後ひと登りで横尾山山頂に出た。
この先十文字峠までは破線ルート。道迷いが心配⋯リーダーの「みんなで地図やアプリを使って確認し合いましょう」との声かけに、気持ちが引き締まる。道はぐんと狭くなり、しかも笹が生い茂っていて足元が見えない⋯倒木・細い枝や石などが潜み、意地悪くトラップをしかけてくる。下ばかり見ていると枝が頭を襲う。慎重に慎重に⋯かなり神経がすり減る。
同じような道(らしきもの)が平行に走り、アプリを確認しても分かりにくい場所も多々ある。「少し外れているけど、この先合流しそう」「偵察行ってみる」「この先行き止まりだから巻いていこう」声を掛け合い、確認し合う。こういうところも、おいらくは素晴らしいな、頼もしいな、とつくづく思う。分水嶺に沿いアップダウンを繰り返し、「豆腐岩」「槍」「三ツ沢の頭」を経て、破線歩き3時間半の末、十文字峠に着いた。
立ちこめていた雲が動き、青空に。ここからは最大のお楽しみ!大盛山の山頂付近は一面のお花畑!今日一番の歓声が上がる。会いたかったニッコウキスゲだけでなく、アヤメ・シモツケソウ・ウツボグサなどの花々が咲き誇っている。今日頑張ったご褒美だ!と心から思え、疲れが吹き飛ぶ。被写体が多すぎて困るほど。そして⋯本日ラスト、均整の取れた姿の飯盛山山頂からは、茅ヶ岳・金ヶ岳や美しい里の風景が一望できた。
下りも慎重に。やっと車道に出てホッとしたのも束の間、実は本当のラスボス、舗道の長い長い地味な登りが⋯それに耐え、全員無事に清里駅に着き、笑顔で解散となった。(その後希望者はお風呂へ♨)
本山行は、Oサブリーダーが企画し、その提案をFリーダーが実現してくださった山行だった。素晴らしい山行を企画・手配・実施してくださったお2人をはじめ、安全な山行に心を配ってくださった、I・Gサブリーダーのお2人、楽しい時間を共有してくださった皆さま。本当にありがとうございました。
投 稿 者 tマナミ
写真撮影者 oサオリ、gユキコ、mミホ、cリカ、tマナミ