2025.7.3-5 北岳 B
山行名 北岳
山行日 7月3日(木)~7月5日(土)
リーダー 久保田勝美
参加者 10名(男性2名 女性8名)
コース 甲府駅=広河原ー白根御池小屋(泊)ー草すべりー肩の小屋ー山頂ー肩の小屋(泊)ー草すべりー白根御池小屋ー広河原=甲府駅
歩行時間 ①3.5時間②7時間③6時間
コメント 1日目 甲府駅から広河原へ
最初の橋を渡る前にドーンと北岳の眺望があった。
山頂まで行けるのだろうか・・・と思わせる日本第2位の山。なだらかな登山道が急登へと変わり始めると、体調が整わず苦戦するメンバーも出てきた。一歩一歩我慢の歩み
を続けているとパッと辺りが開けて白根御池小屋到着、白根御池も良い感じです。苦しんだ時間を忘れさせてくれる大自然の素晴らしさでした。明日は北岳付近の花散策の
予定、どんな山旅となるのでしょう….。
記 yoshiko
2日目、昨日の夕立で足元が濡れるのかと思ったが、さほどでもなく御池小屋から草すべりでは暑さにあえぎながらも廻りに咲く花々に癒やされ、小太郎屋根分岐へ。ここからは岩場も出てくるが沢山の花畑を見ながらポンポン花の名前が出てくる皆の声が弾んでいる内に今日の宿である肩の小屋に到着。そこで荷物を減らし北岳山頂を目指した。印象としては期待にたがわぬ花一面の斜面であった。ここでお断り。何種類あるかもわからない可憐な花々が私の目を楽しませてくれたが、その名前は覚えられないので写真で見ていただきましょう。
山頂は霧に包まれ遠景は見えないが、登り切った達成感にひたった。小屋に戻り夕食までのひと時を冷えた日本酒を片手に前庭で過ごす。下の方を見るとテント場がある。14、5張はあるだろうか。椅子に腰かけ、のんびりとコーヒーを飲んでいる者もいる。
大声を出す者もなくその場は静寂な空気に包まれている。しかし、小屋に戻ってみると食堂は大勢の登山客でゴッタ返し状態となっている。テント場の雰囲気と比べてだいぶ違うが、これはこれで山小屋に来た感があって楽しませてくれる。明日は4時起きの下りだ。19時30分には床についた。
記 ヤマタノオロチ
3日目、いよいよ下山日。朝4時過ぎ「富士山が見えるよ~」の声で小屋の外へ。口々に「おおーおっきい富士」雲海にきれいな富士。山頂へご来光を見に行く時間はなかったが、小屋前で十分な景色を見せて貰った。
今回の主役は「北岳の固有種キタダケソウ」唯一見たのが肩の小屋のテラスで、待っていてくれたかのようだった。
朝後後6時半に下山開始。今日は土曜日、絶対混むと思っていたら、初めにバス5台分の登山客。「あと百人いるよー」なんて言われ、ゾ~とする。すれ違いに四苦八苦しながら下山。広河原では登山客を運んできたジャンボタクシーに直ぐ乗ることができたが、途中でまたバス5台に出合った。今宵の山上はさぞ賑やかなことだろう!
カッコウ鳥は下山途中で初の熱中症状に。皆さんのお世話になりながら無事下山でき感謝の感謝の山行であった。
記 K2
投 稿 者 yoshiko・ヤマタノオロチ・K2
写真撮影者 A・S / S・K