2025. 9. 14 笠取山 C 

山行名  笠取山 C        

山行日  9月14日(日)

リーダー 住田 ますみ

参加者  26名(女性20名  男性6名)

コース  塩山駅=作場平−ヤブ沢峠−笠取小屋−笠取山−水干−笠取小屋−ヤブ沢峠−作場平=塩山駅

歩行時間 6.5時間(休憩含む)

コメント

猛暑続きの東京を離れ、涼を求めて笠取山へ。朝、塩山駅に集合し、乗り合いタクシーで作場平駐車場へ。約1時間の道のりの先には、すでに満車の駐車場と予想以上の登山者たち。人気の高さを実感しつつ、まずは渓流沿いの静かな登山道を歩き始める。前日の雨で苔はみずみずしく、ひんやりとした空気が心地よい。この後に登場する噂の急登を頭の隅に追いやって、しばしリラックス。 

テント場もある笠取小屋を過ぎると急に視界が開け、目の前に小高い丘が。これを登ると富士川・荒川・多摩川への分岐点である小さな分水嶺に到着。三つの川の方向を示す三角柱が設置されており、なるほどと妙に納得しつつシャッターを切る。ここで昼食をとり、名物の急登に備えて腹ごしらえ。

昼食後、分水嶺から少し進むと、目の前に大きな斜面が現れる。その迫力に圧倒されつつも、目を凝らすと小さな点状の登山者たち細い山道を登っていく姿が。覚悟を決めてゆっくりと登り始めると、振り返った先に雲と山並みのグラデーションの中に浮かぶ富士山の姿。何度か足を止め目に焼き付ける。岩場を登りきり、ようやく笠取山の頂上へ。山頂登頂後も安堵する暇はなく、スリリングな岩場が暫く続く。

やがて多摩川の源流、水干(みずひ)に到着。草に覆われた岩の隙間からぽたぽたと滴る水。多摩川の最初の1滴を写真に収めようと何回かシャッターを押す。その後は往路で通った沢沿いの道を軽快に下り、無事に駐車場へ戻った。

渓流沿いの穏やかな道、直登、岩場、分水嶺、水干、そして植物の学びまで。充実した一日となり、参加して本当によかったと心から思える山行だった。

投 稿 者 S・K

写真撮影者 M・K

①せせらぎの音に癒されます
②腹が減っては戦は出来ません
➂ナナカマド越しに壁が
④-1山頂(1班)
④-2山頂(2班)
⑤富士山、ヤッホー
⑥この穴の中から多摩川がねえ

行ってきました一覧に戻る