2025.11.27 大山もみじ
山行名 大山もみじ C
山行日 11月27日(木)
リーダー 吉野 誠
参加者 25名(女性18名、男性7名)
コース 秦野駅 ⇒ 才戸入口バス停 → 不動越 → 浅間山 → 蓑毛越 → 阿夫利神社下社 → 女坂 → 大山寺 → 表参道 → 大山ケーブルバス停 ⇒ 伊勢原駅
歩行時間 5時間(休憩時間を含む)、距離 8.4 km
コメント 丹沢山塊東南部に位置し、独立峰となっている大山は、またの名を「阿夫利山(あふりやま)」と言い、雨乞い信仰の山。 江戸時代には、庶民の登拝が流行したと言われる。 中腹には、大山ケーブルカーの山頂駅に隣接して阿夫利神社下社が、山頂にはその本社が立つ。 また、阿夫利神社下社から女坂を30分ほど下ると、もみじの紅葉で有名な大山寺がある。
本日は、朝から雲一つない快晴で、天気予報では、「朝は全国的に晴れや曇りで穏やかな天気。 この後は、西から天気が崩れる見通しで、夜にかけて東日本にも雨のエリアが拡大する。」との予報を確認して自宅を出発。
本日の集合駅は、小田急小田原線の秦野駅。 大山登山の一般的なルートは、伊勢原駅からバスで大山ケーブルバス停に行き、ケーブルカー又は徒歩で表参道を登るか、又は、秦野駅からバスでヤビツ峠まで行き、大山山頂を目指すルートが普通であるが、本日は、バスで10分ほどの才戸入口バス停まで行き、同バス停から大山古道の一つであるルートを通って、阿夫利神社下社経由、大山寺を目指す企画。 よって、大山の山頂には登頂しないために、出発時間が9時30分と、C山行としては比較的に遅い出発時間に納得して参加。
才戸入口バス停で降車後、2班に分かれて快晴の青空の中を出発。 しばらく車道沿いを歩くと常緑低木で、豪華なベル型の白い花が特長の「キミガヨラン」が咲いており、お花に詳しい参加者の方から説明を受けながら歩いて行くと登山口の久保橋に到着。
その後、衣類調整をして登って行くと、富士山と相模湾を望むことができる有名なゴルフカントリー倶楽部のフェンスで囲まれたコース沿いの山道を、ロストボールを踏みつけて滑らない様に気を付けながら登ること40分ほどで、不動越と呼ばれる尾根道に到着。
不動越からは、ススキや秋の七草のフジバカマが群生した幅広い尾根通しの道を、多少のアップダウンを繰り返しながら大山方面へ登って行き、途中にあるNTTの大きな無線中継所の空き地で昼食を取っていると、小雨がパラパラと降り出して来た。 朝方は快晴の青空が、昼頃には薄曇りの空に変わり、まさかの小雨。 本当に、山のお天気は変わりやすい事を改めて実感した。
昼食後、CLの指示でザックカバーを取り付け、上着だけレインウエアを全員が着て出発。
蓑毛越と呼ばれる峠を経て、阿夫利神社下社までの山道を歩いていると、谷側に咲くもみじやイチョウの紅葉を楽しみながら、小雨で少し濡れた細道を、枯れ葉でスリップして転倒しないように注意しながら進んでいくと、ようやく阿夫利神社下社へ到着。
同神社には、平日で小雨が降る中でも、インバウンドの若い観光客が多く来ており、外国語が飛び交う中、女坂の急な石段の階段を、手摺に掴りながら慎重に下って、大山寺まで下山。
大山寺に到着すると、すぐに真っ赤で色鮮やかなもみじの紅葉が目に飛び込んで来た。 ネットで調べると、神奈川県の紅葉名所人気ランキングの第一位と紹介されていた。 参道の階段に並ぶ石灯籠と紅葉が神秘的な雰囲気を作り出しており、今月末までは、モミジ祭りとして夜間のライットアップもされており、昼間と違った美しさを求めて、小雨の中でも観光客が次々と訪れている事に、納得して下山した。
最後に、本企画を立て、午後からの小雨の中を、速くもなく遅くもない歩き易い歩行速度で、本山行をリードして頂いたCLや、安全登山に努めて頂いたSLの方々に、心より御礼と感謝を申し上げます。
投 稿 者 K.W
写真撮影者 K.W






