2025.12.2 伊豆ヶ岳
山行名 伊豆ヶ岳 B
山行日 12月2日(火)
リーダー 久保田 勝美
参加者 19名(男性4名 女性15名)
コース 正丸駅ー登山口ー泣き坂ー五輪山ー伊豆ヶ岳山頂ー古御岳ー高畑山ー天目指峠ー子の権現ー浅見茶屋ー吾野駅
歩行時間 7時間 (休憩含む)
コメント このところ晴天だとろくに天気予報も見ずに飛び出した私の目に写ったのは雲また雲。
しかもいざ歩き始めると「山は甘くない」の看板二つ。
深読みしないで通りすぎ登山口に入る。それなりの急登を歩きおえ肩で息をする。と
「これから急登だからね」のリーダーの声。…なんか違う。想像していた伊豆ヶ岳はもっと人に優しい山の筈。確かに山は甘くない、甘かったのは私の想定。
曇り空であるのに不思議に明るい紅葉を見ては、ワシワシと登る。
通行止めの男坂を横目で見ながら、さらにさらに石を跨ぎ倒木を跨ぎして伊豆ヶ岳登頂。
その次に来るのは急下降、一番苦手なやつ。自分の足でないかのようにギクシャクしながら下りているうちに前者との間が開き過ぎ、ルートファインディングできずによれよれと歩く私の後ろ姿を見て、足達者な方がリーダーの命を受け前に立ってリードしてくださる。「足を前に向け一歩一歩ゆっくり歩く」言われる言葉を繰り返し自分の足に言い聞かせ足を動かす。あ?最近新調した靴が少し馴れてきてグリップが効くのを感じるかも。
「山はねー登るのも辛いけど下りるのも気がぬけないよねー」「登るのも下りるのもきついなら何で山来るのかしらねー」必死で話もできないが皆さんの声は聞こえる。本当にそう。なのに山を下りると全て忘れ申し込みをしてしまう。
そうこうするうちに愛宕山をぬけ子の権現に到着。
巨大な金のわらじと夫婦下駄を眺め心ばかりのお賽銭を納め足腰の健康安全を祈願する。
ここから駅までのモミジや名も知らぬ木々の色とりどりが見事で、何とも言えぬ自然の姿に感服する。人家を通りすぎると現役風のクラシックカーが並んでおり、それを話題にしてのそぞろ歩きも楽しい。
行ったことのない山(ほぼ全部)の話を聞いてはいつか登れるかしらと思ううちに全員無事に吾野駅に到着。予定から5分と違わぬ実歩ぶりは先頭を歩くサブの方の実力である。自然の美しさと人とのふれあい、この一日を皆さんと過ごせて本当にありがとうございました。
投 稿 者 HM
写真撮影者 Y・Y Y・K






