2025.12.20 日和田山(子供岩) C

山行名  日和田山(子供岩)C

山行日  12月20日(土)

リーダー 岡戸 真二

参加者  12名(男性3名 女性9名)

コース  高麗駅 ― 鹿台橋 ― 子供岩 ― 鹿台橋 ― 高麗駅

歩行時間 6時間(休憩含む)

コメント 
何も知らず、単純に岩登りの練習だと思って参加したところ、ロープを使った本格的なクライミングの初歩を教えていただくという得難い機会だった。
子供岩と呼ばれる岩のてっぺんからロープが3本垂れていて、このロープを使って自力で登ったり降りたりの練習をするのだと思ったが、少し違った。諸先輩はほぼ空中をロープを伝ってフワーッと降りてくる。えー、何これ?怖くないのかしら?!
早速私をふくむ初心者2人が(もう1人は初心者ではなさそう)ロープの結び方の基礎を習う。マスト、半マスト、ダブルエイト?!初めて聞く言葉だし何に使うのかしら?一生懸命教えてくださる結びを繰り返し練習するが、よほど私は不器用らしくうまくいかない。手取り足取り数名の先輩方に教えていただき、やっと実際にロープをダブルエイトで自分のハーネスにくくりつけることができた。てっぺんまで登ると、「テンションお願いしまーす」というのが下り開始の合図らしい。その後が大変だった。まず空中に投げ出される感覚が怖く、ロープにしがみつき、身体は緊張でこわばり、自分で何をやっているのか、どのように降りるのかわからない。椅子に座るような感じで、というアドバイスも???、手はどこに置いてもいいよと言われ、ロープにしがみついて自力で降りるのではなく、降ろしてもらうのだとわかった途端地面に足がついて終了。その後、別の箇所でもロープでの下降を経験させていただき、初回よりは緊張せずに降りる(降ろしていただく)ことができた。目的がわからなかった半マスト結びは、懸垂下降を経験させていただいて納得した。
その後ビレイ担当の方がいるおかげで降りる(降ろしていただく)ことができて、大げさだが命の預け合いの作業だとわかってきた。
ロープの結びから実際の岩での登り降りまで、今まで経験したことのない全く新しい世界が、いきなりぐーんと広がったように感じた。
リーダー、サブリーダー、ほかの皆さんに多大にお世話になりました。根気よくロープワークを教えていただいた方々、ビレイをしてくださった方々、たくさんのアドバイスや励ましをありがとうございました。
追記 練習に集中するあまり、練習風景の写真を撮るのを忘れてしまいました。(リーダー)

投 稿 者 M.M
写真撮影者 S.M E.N

集合写真①
集合写真②

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