2026.3.20 陣馬山~高尾山縦走 B
山行名 陣馬山~高尾山縦走
山行日 3月20日(祝)
リーダー 前田 正史
参加者 21名(男性5名 女性16名)
コース 高尾駅=陣馬高原下→陣馬山→明王峠→景信山→小仏城山→高尾山→高尾山口駅
歩行時間 8時間(解説・休憩含む)
コメント 花冷えの小雨混じりの天気で、眺望は楽しめませんでしたが、地質、植生、森林環境問題等、学びの多い山行でした。
先ずは高尾山系を作る岩が海底に在った事から。約1億年前、海のプレート上に堆積した地層が、プレートに乗って運ばれて、アジア大陸の端に付加し、その後大陸から離れて日本列島の一部となりました。そこへ、約600万年に海のプレートによって運ばれた丹沢山塊が衝突して、その地層を隆起させて高尾山系となったとの事。隆起によってほぼ垂直に立ち上がった粘板岩が水の凍結によって割れて、水の通り道となり、これが高尾山にブナが生き残った一因との事。
桜の花は未だでしたが、ホオノキの枝の先端に付いた大きな芽、クロモジやコブシの芽、アサギマダラの幼虫が食べてできた丸い食痕のついた葉、アブラチャンやダンコウバイの黄色の花、ヨゴレネコノメソウやタチツボスミレの小さい花などに、春がもたらす新しい命を感じました。
一方で、ナラ枯れによる倒木や伐採された木を沢山見ました。ナラ枯れは、カシノナガキクイムシが持ち込む菌が、木から栄養を吸収し、樹液の上昇を妨げることにより起こる感染症です。枯れない迄も、カシノナガキクイムシが開けた孔から樹液が漏出した木や、理由は不明ですが丸裸になった木もありました。薪炭として使われなくなり放置された高齢で大径木のナラが感染の拡がりの一因とのことで、森林にも高齢化問題が押し寄せていることを知りました。
末尾ながら、これら多くの事を説明して下さったリーダー、特別参加の村松さんに感謝いたします。
投 稿 者 アコババ
写真撮影者 N.H
最後の3枚(6,7,8)の写真は前田Lの解説時の写真の一部です。








